重いものは水に沈むのはよく知られていますが、重いと思っていたものが水に浮いたり、軽いと思っていたものが水に沈んだりします。では野菜や果物を使って実際に確かめてみましょう。
大きな水槽を用意して、野菜や果物を丸ごと入れていきます。野菜の断面を見たときに空気の層のある野菜や果物は浮くことが想像できます。ただ、それ以外にも水に浮く野菜や果物はたくさんあります。ではなぜ水に浮くものと沈むものがあるのでしょうか?
これは植物たちが自分たちを守るために発達させてきた防衛手段のためです。植物たちはこれまでにも地球上で起こってきた水害にあっても子孫を残せるように工夫しているのです。そのため地中で育ち子孫を増やしていくタイプの根っこ系の野菜は水に対して沈みます。一方で地上で育つタイプの野菜は水に流されても土の上で再び種を発芽させるために水に浮きます。
これらの中には例外も存在します。その例外はどんな野菜なのか調べてみましょう。
参考サイト
http://www.space-park.jp/events/square/2010/0429/
郡山市ふれあい科学館スペースパーク:【科学の広場】浮く野菜・沈む野菜の科学(2010/04/29)