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ネットで人気急上昇中 “誰も死ぬ必要のない”RPG「Undertale」

日本のメーカーが製作するRPGは、ストーリーの主導権が強いなど海外作品にはあまりない特徴があることから特にJRPGとも呼ばれ、海外にも熱狂的なファンが多いことで知られています。

最近では、JRPGに強い影響を受けた作品が逆輸入される形で日本でヒットするケースも増えてきています。
現在ネットで人気急上昇中のRPG「Undertale」もそんな作品のひとつです。

「誰も殺す必要のないRPG」が謳い文句のこの作品、一体どんなゲームなのでしょうか?

■世界を体験させる海外RPGと、物語を体験させる国産RPG

コンピュータRPGの元祖的存在である「ウィザードリィ」は、ワイヤーフレームで描画された擬似的な3Dで構成された地下迷宮の中を主観視点で探索する、というものでした。
しかもゲーム中、自分の操作するキャラクターはグラフィックとしては一切描画されません。(シリーズ作品の中には、操作キャラのグラフィックが表示されるタイトルもありますが)

このように、海外のコンピュータRPGはまずその舞台となる世界(器)を用意し、その中でプレイヤーに世界の中にいる存在として遊ばせる、という趣旨から始まりました。
ストーリーが存在しないわけではありませんが、その縛りは弱く、世界観の説明レベルにとどまる程度というものも少なくありませんでした。

近年になっても、この傾向は続いています。
ここ数年、海外製のRPGに特に多いのが、オープンワールドと呼ばれるシームレスに世界全体がつながっているシステムのゲームです。
プレイヤーの行動にはほとんど制約はなく、自身の望むところへ行くことができるオープンワールドのシステムは、ゲームの「器」としての世界と、そこにおける行動の自由を好む海外のRPGファンの需要に応えるものでした。

対して日本製のRPGに目を向けると、ストーリー性とキャラクターの二大要素が際立っていることがわかります。

日本製のRPGでは、海外のオープンワールドと比べて自由度の低い、いわゆる「一本道シナリオ」と呼ばれるストーリー構成のものが目立ちます。
プレイヤーはあらかじめ用意された物語に従い、その順を追うことでゲームを進行するのが、多くの日本製RPGの特色となっています。

また、あらかじめ設定とそれに付随するグラフィックで構成された(「完成された」と言い換えることもできますが)キャラクターを操作することも、操作キャラのカスタマイズの自由度が高い海外作品とは違う、JRPGの大きな特色と言えるでしょう。

しかし、制約の大きいJRPGを好むファンは海外にも多く存在します。
JRPGの代表格とも言える「ファイナルファンタジー」シリーズは海外でも支持されており、2015年にE3の会場でシリーズ中特に人気の高い「ファイナルファンタジー7」のリメイクが発表された際、海外のファンから絶賛されたのは記憶に新しいところです。

■JRPGにインスピレーションを受けて誕生したRPG「Undertale」

海外のインディーゲームには、日本のJRPGに影響を受けた作品が数多く存在しますが、中でも最近注目を集めているのが「Undertale」です。



ドット絵で描かれるグラフィックはファミコン時代の古き良きJRPGを彷彿とさせるものがあり、ひと目見ただけでも、このゲームがJRPGに影響を受けていることがわかりますね。
開発者によればJRPGの「MOTHER」シリーズや「女神転生」シリーズ、「moon」と言ったタイトルの影響を強く受けているとのこと。
また、日本の同人が製作したシューティングゲーム「東方」シリーズの影響もあるということです。

「Undertale」のシステム上最大の特徴は“誰も殺さずにクリアできるRPG”であるという点にあるでしょう。
普通のRPGのように敵を倒して(殺して)ゲームを進めることも可能ですが、プレイヤーの選択次第ではすべての敵と和解したり、すべてのボスキャラと友達になれたりもします。

戦闘システムも独特で、敵の攻撃を自分の操作で回避するアクション性も含まれるなど、単にJRPGの影響下にあるだけではない独自性も持ち合わせています。

海外で高い評価を受けている「Undertale」ですが、日本国内でもTwitterなどを介してその評判が高まっています。

現在は英語版でしかプレイできない「Undertale」ですが、開発者によれば現在公式の日本語版が用意されているということです。
また、有志が製作した非公式パッチを充てることでも日本語環境でのプレイが可能です。

現在は公式サイト、もしくはSteamで入手できます。

(公式サイト)
http://undertale.com/








2016/11/19 16:00  Copyrights(C)wowneta.jp

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