磁石を使った実験はいろいろありますが、円形の磁石を使った実験はあまりありませんよね。
そのため円形磁石ならではの面白い実験があります。
円形磁石ではどんなおもしろい実験が見られるのでしょうか?
まず用意するのはフェラント磁石(リング型磁石)、鉄球3つ、棒磁石、マーク用シールです。
まずはじめにリング状のフェラント磁石の両面がそれぞれ何極なのかを調べるために棒磁石をあてて、引き合うかどうかでS極、N極をシールで表示させましょう。
その後、N極S極それぞれの面で3つの鉄球を転がしたときにどんな反応が起こるか観察します。
このフェラント磁石は表と裏で極が違うため、N極に鉄球が転がると3つは等間隔をあけてそれぞれの場所で磁石にくっついています。
これはフェラント磁石のN極に引き合うように鉄球の下半分がS極となり上半分がN極となります。
ところが、横には同じように磁力を帯びた鉄球が転がってこようとすると上半分は上半分と、下半分は下半分と同じ極同士が反発してしまいます。
結果的に等間隔をあけてそれぞれの場所で磁石にくっついているように見えるのです。
追加で確認しておきたい点として鉄球を増やした場合や、違った形の磁石の場合はどんな反応になるかも観察しておきたいですね。
参考サイト
http://science.wao.ne.jp/experiment/recipe.php?contents_no=51520
磁石の上で鉄球を転がしてみよう!|「科学に強い子を育てる」ワオ!科学実験ナビ