輪ゴムといえばいろいろなものをちょっととめておくのに便利ですよね。
この輪ゴムを使っておもしろいエンジンを作ることができます。
実際に作ってみましょう。
セロハンテープ、輪ゴム6本 つまようじ、ねんど、フォーク2本、接着剤、カッター、ドライヤーを用意します。
まず、セロハンテープに等間隔に輪ゴムを6本かけていきます。
十字にかけた後、さらに2本を等間隔にかけるとうまくいきます。
つまようじの両側がとがったさきっぽになるようにカッターなどで少し削ります。
削ったつまようじを輪ゴムの中心に入れ、接着剤でとめます。
ねんどにフォークを立て、それぞれのフォークのさす部分の隙間に先ほどのつまようじがとまるようにおきます。(ちょうど水車が回るような形になればOKです。)
手で回してみると最初はスムーズに回らないので重さの調節をします。
土台の粘土を少しとり、セロハンテープに小さくちぎって押し付けて付けましょう。
再度手で回してみてスムーズに動くようになるまで調節します。
最後にドライヤーをあて、風だけでまわってしまわない位置を確かめた後に温風にかえて、輪ゴムエンジンの片側にあてます。
輪ゴムエンジンが動き出したら成功です。でも、風を当てたから回ったというわけでもないのになぜ輪ゴムエンジンが動いたのでしょうか?
輪ゴムは熱を加えると縮むという特性があります。
片側だけに温風で熱を加えると輪ゴムが縮もうとしてほんの少しつまようじをずらしてしまいます。
つまようじがずれると粘土をつけて調節した重心がずれることになります。
すると、自身の重みで動き出してしまうのです。
動き出すと冷えていた場所も温めることになるので再び重心がずれ、更に動きを加速させることになるのです。
温風を当てるのをやめると輪ゴムエンジンはとまります。
重心を動かすことで遊べるおもちゃが他にもありますから、思い出してみましょう。